霧原かすみぃ······

霧原かすみぃ······

6/30 霧原かすみぃ······(ビーチフラッグ)

太陽が煌々と輝く、雄大な空が、ふわふわとした雲が鮮やかに浮かぶ青い季節。
ビーチフラッグをする少女達の声が響く白浜。
パラソルが建てられた日陰、そこに少年はぽけーっと座っている。
少女たちは彼の知り合いなのだが、関わることはせずゆっくりとしていた。

「助手君、奇遇だね?こんなところでどうしたんだい?」

声をかけられて、振り向いてみればそこには少女探偵『カスミ』の姿があった。
彼女は年下ながら、少年の上司もとい、探偵事務所の所長であり、二人で王都で起こる事件を解決している。
少年は探偵の助手なので、助手君と呼ばれているのである。

彼女は水着姿であった。
前にサプライズで彼女のために花火の材料を運んでいた時に、追跡してきたときに着ていた水着。
彼女らしい特徴であるスーツっぽい意図が残りながらも、フリルでかわいくアレンジされていて、頭についた大きな赤いハイビスカスが彩りを加えている。

「ビーチフラッグ······そっか、あれを見ていたんだね」

そういうと、カスミは眩しそうにその光景を見る。たまにそういう顔をするのだ。
まるで、自分がそこに似つかわしくないと思っているかのように。

「え?どうしてここにいるかって?それはね······事件があったって聞いてね」

「へ、もう解決した?そ、そんなぁ······助手くぅん············」

つい先日、この砂浜では色々あったのだが、それは割愛する。
この事件の噂を聞きつけて、われらが所長はここまで来たようだった。


「う~ん···どうしよっかな~」

カスミは不完全燃焼だった。
彼女は事件という言葉にはとことん敏感であった。
彼女の大好きな本の中の世界、憧れの名探偵の影を追って、ここまで生きて来た。
憧れの名探偵のように活躍したい、今でも変わらない彼女だけの夢を追い続けていて。
三大欲求並みに謎と事件を求め愛してる彼女は左回り。

「カスミちゃんもビーチフラッグ、やってみなよ」

少年から出された提案。
カスミはちらちらっと少年を見る。

「そ······その、助手君は私があれをしてるところ、見てみたいのかな······?」
「うん!!だって、かっこいいから!!」
「──っ!?」

少年の笑顔が咲いた。
その瞬間、カスミの胸はきゅんとなって。
胸に秘めた最後の謎が、未解決な想いが、跳ねた。

「······わかった。頭脳労働専門なんだけどね、でも、そこまで言われたなら···やってみようじゃないか!!」

ビーチフラッグ会場まですたすたと歩いていくカスミ。
少年はそれを笑顔で見届けるのだった。












はっ!?ここはいったい······?
私はいままで何を······
いや、ほんまごめん。全部俺が悪い。
あのですね、プリコネの新イベでミニゲームでカスミちゃんと出会ってしまったので、ちょっと砂浜で会った時のことを思い出してました。

どうも、あかすいです(自己紹介が遅い)
そんなことはええねん。
いや、プリコネの新イベのミニゲームが面白難しいんですけど、個人的にゲームよりもカスミちゃんの能力値がめちゃくちゃ解釈一致してしまって、それどころじゃなくなったんですよね。


いやこのスピードがCなのわかるし、スタミナジャンプガッツがBなのめちゃくちゃわかるし、UBがデバフなのほんまほんんま············

カスミちゃんたぶん追跡の依頼とかも受けてるんですけど、本人自体が足速いかって言われたらそうじゃなくて、多分王都の裏路地とかを知り尽くしていて、この裏路地とかを上手く使って追い立ててるんかなぁって。

スタミナとかガッツがあるのは張り込みとかもしないとだし、ほんまこういう細かいところのこだわり具合がやばいです。


ちょっと前のランドソルクイズのカスミちゃんのステなんですが、バトルとスポーツの知識がからきしで、言葉とか雑学とかが詳しいのほんま解釈一致過ぎて辛いです。
サイゲほんまありがとう。

カスミちゃんとの出来事も思い出せたし、今回はここらへんで終わろかな。

↑今日の一枚
ほんま顔面がいいしかわいいし全部可愛い。